日本では3月3日ひな祭りの夜に全国で皆既月食が見られるようですから、ブラッドムーンを見るのを楽しみにしている人も多いことでしょう。
一方、中東では3月に、米 vs イラン或いはイスラエル vs イランの戦争が始まるかどうか、緊張が高まっています。しかも今回の皆既月食はプリムの皆既月食(ブラッドムーン)」と呼ばれており、ユダヤの祝日であるプリムの時期に皆既月食が起こる現象で、聖書学者やユダヤ教の伝統において、終末の時やイスラエルにとって重要な出来事の兆候と解釈されることがあるそうですから、これに合わせて戦争が勃発しなければよいと思います。戦争をせずにイランの独裁者たちを排除できないものでしょうか。中東で大規模戦争が起こると日本にも大きな影響が及びます。
トランプはイスラム教徒のラマダンが終了した時点でイランにトランプのディールに合意させようとしていますが、イスラエルが納得いく合意内容でないならイスラエルはイランを攻撃する可能性もあります。3月中旬以降、中東は要警戒と思われます。
トランプがイランに戦争の期限を提示し、その期限はラマダン
(一部)
2月13日付け
トランプはイランに対し最終期限を提示しました。ラマダン終了時に戦争が勃発する可能性も。

トランプ大統領は、イランに対し、合意前に約「1ケ月」の猶予を与えると告げました。
カレンダーを見ると、今から約1ケ月後はラマダン終了時とほぼ一致します。
中東における米国の軍事準備によってイランは大幅な譲歩をせざるを得なくなるとトランプ大統領は期待していると思います。しかしイランは繰り返しウラン濃縮の継続を主張し、イランの弾道ミサイル・プログラムや中東におけるイランの代理勢力の支援に関する交渉は一切しないと宣言しています。
従って、トランプとのディールが成立することはありません。結局、トランプが引き金を引くか、イスラエルが単独で戦争に突入するかのどちらかでしょう。
どちらにせよ、イランとの最終決戦が近づいているようです。
日が経つにつれ、ミサイルが飛び始める運命の瞬間に近づきつつあります。
現在の中東での米軍増強は「前例のない規模」であると言われています。
イランへの攻撃準備としての米空軍増強のペースは前例のない規模で進んでいます。
航空交通監視データによると、軍用輸送機の流量も高いままであり、同時に複数の方向を網羅しています。
このような光景はこれまで見たことがありません。
ウォール・ストリート・ジャーナルは、新たな空母打撃群が中東に向かう準備を命じられたと報じています。
3人の米当局者によると、米軍がイランへの潜在的攻撃に備える中、ペンタゴンは次の空母打撃群に対し中東に展開する準備を行うよう指示しました。
新たな空母が加われば、中東の緊張は確実に高まります。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、展開される可能性が最も高い空母はUSSジョージ・H・W・ブッシュです。
私の考えとしては、トランプはイランとの武力戦争を避けたいと思っているでしょう。
水曜日にイスラエルのネタニヤフ首相と3時間に及ぶ会談を行った後、トランプは会談中に「イランとの交渉を継続し、ディールが成功するかどうかを確かめるようネタニヤフ首相に強く求めた。」と述べました。
ディールが成功するなら素晴らしいことです。
しかしイランは何としてもウラン濃縮を続ける決意であり、弾道ミサイル・プログラムについても協議しようとしません。
それはイスラエル側には通用しません。
ネタニヤフはトランプとの会談後にイランとの合意には必ずイランの弾道ミサイル・プログラムに対する制限が含まれなければならないと改めて主張しました。
イスラエルは、必要とあらば、単独でイランを攻撃する用意があることを明確に示しました。
従って、トランプが最終的にどうするかを決めても戦争は避けられないでしょう。
現時点でトランプはディール前にイランに「1ケ月」の猶予を与えたと言っています。
なぜトランプはイランに1ケ月の猶予を与えているのでしょうか?
彼は、ラマダンの期間中にイランを攻撃することは世界中のムスリムにとって非常に侮辱的であるということを理解していると思います。
数日後には、世界の人口の約4分の1がラマダンを祝い始めます。
今年のラマダンの初夜は2月17日の晩から始まる予定です。
イスラミック・リリーフによると、2026年のラマダンの初夜は2月17日火曜日の晩になる見込みであり、ラマダンは(今日の)2月11日から約6日後に開始されます。
聖なる月(ラマダン)は、次の上弦の月が見られるまで29〜30日間続きます。
ラマダンの終わりは3月中旬あたりになるでしょう。
※ イスラミック・リリーフとは、1984年に英国で設立された国際的な非政府組織(NGO)で、人種、宗教、性別に関わらず、世界で最も貧しい人々の苦しみを軽減することを目的としている。災害支援や緊急援助だけでなく、持続可能な経済・社会開発も推進している。
3月中旬とはトランプがイランに与えた最終期限とほぼ一致します。
興味深いことに、来月には3年連続のプリムの皆既月食が起こります。
来月は中東が炎上する月になるのか、それとももう一度、猶予が与えられるのでしょうか?
時間は刻々と過ぎており、壮大な規模の世界的悪夢がすぐそこまで来ています。
※ プリムの皆既月食(ブラッドムーン)」とは、ユダヤの祝日であるプリムの時期に皆既月食が起こる現象を指す。この現象は、聖書学者やユダヤ教の伝統において、終末の時やイスラエルにとって重要な出来事の兆候と解釈されることがある。

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