ハマスとイスラエルの停戦合意は単に一時的なもので、イスラムのテロは世界に拡大していっているようです。今でもイスラエル対ハマスの衝突は続いています。
28日にイスラエル軍はイスラエル占領下のガザ地区と残りの地域を隔てるイエローラインの東側でイスラエル軍がハマスからの攻撃を受けたためガザを攻撃したと発表しました。
ハマスのガザでの力は損なわれているようですが、ヨーロッパ全土にテロ作戦を拡大させていることがわかり、今ではヨーロッパ全土(特にユダヤ人やユダヤ関連施設)がハマスの標的になってしまっています。ヨーロッパ中に大量のイスラム系移民が流入していますから多数のアジトや秘密の武器貯蔵庫が設けられているのは確かでしょう。
そしてハマスのテロ活動もイスラム主義と共産主義の連携ではないかと思います。
日本にもソーカ?の施設に中国人工作員が大量の銃器を保管しているという噂も耳にしていますから、ハマスなどのイスラムテロ組織がヨーロッパ全土にテロ作戦を拡大させるだけでなく日本を含む世界中に拡大中なのかもしれません。日本では特に中国のテロ組織(工作員)がテロ作戦の準備をしている恐れもあります。現在の攻撃方法はミサイル発射というよりも内部から破壊していきます。サイバー攻撃もそうですが、中国はあらゆる方法を使って日本を侵略しています。
ヨーロッパのように日本にもハマスなどのイスラムテロ組織が入り込むさらに大変なことになってしまいます。イスラム系移民の中にも隠れテロリストがいますから。

Hamas Expands Terror Operations Across Europe Amid Gaza War, Exploiting Criminal Networks and Weapons Caches | Algemeiner.com
(概要)
10月27日付け

ハマスはガザ戦争の最中に、犯罪ネットワークと武器の隠し場所や貯蔵庫を利用し、ヨーロッパ全土にテロ作戦を拡大させています。


by Ailin Vilches Arguello

 

ハマスとイスラエル間の停戦の条件として、2023年10月7日のテロ攻撃以来ガザに拘束していた人質らをイスラエルに引き渡すその日にパレスチナのハマス・テロリストらが歩哨に立ちました

ハマスは長年にわたり徐々に確立させてきた武器の隠し場所やの犯罪同盟ネットワーク、そしてヨーロッパ全土に秘密裡に構築してきたインフラ・ネットワークを利用して、中東を超えた地域にまでテロ作戦を拡大させています。

今月初め、NY州ウェストポイントのテロ対策センターは、レバノンのハマス指導者らが組織犯罪ネットワークと連携して、海外のユダヤ人コミュニティを攻撃することを目的に、武器を入手し、「外国のオペレーター」の下部組織をヨーロッパ全土に設けるよう作戦部員らに指示したことを詳述した調査報告書を発表しました。

 「ハマスはイスラエル、ヨルダン川西岸、ガザ以外の地域でテロ攻撃を成功させたことはないが、策略が足りなかったわけではない。ヨーロッパとイスラエル当局は、ハマスがこれまでの犯罪の手口を大幅に変え、世界に進出し海外でも策略を実行することを決断したのではないかと不安視している。」とワシントン近東政策研究所の上級研究員でテロ対策専門家のマシュー・レヴィット氏が報告しました。

例えば、報告書には、ドイツの作戦部員とされる人物が、ヨーロッパ全土に武器を隠すという長年の作戦の一環として、レバノンを訪れ、カッサム旅団(ハマスの軍事部門)からブルガリアのハマスのための武器庫を設置するよう命令を受けたが、その策略は失敗に終わったと記されています。

ドイツ当局はこの策略を失敗させ、2023年後半にハマスのメンバー4人を攻撃計画の容疑で拘束しました。

今年初めにこれらの4人の容疑者らはベルリンで裁判にかけられましたが、検察はパレスチナのテロ組織のメンバーに対するドイツ史上初の裁判事件であると説明しました。

ドイツ当局によると、これらの武器はヨーロッパでハマスのテロ活動を拡大させるためのものです。

捜査中に、ドイツ当局は、一人の被告のUSBデバイスからハマスの作戦部員らがベルリンのイスラエル大使館を含むドイツ国内の特定場所を攻撃することを計画していたことを示す証拠を発見しました。

デンマーク、ポーランド、他のヨーロッパ諸国にも同様の武器庫が設けられていますが、ハマスのメンバーらは作戦をサポートしたり攻撃を計画するために何度も武器を回収しようとしました。

新たに発表された報告書には、レバノンのハマスの作戦本部が海外のテロ活動の司令部となっており、この司令部の上級指導者らがヨーロッパ全土の策略を直接管理していることを確認したと記されています。

ヴィット氏はこの報告書の中で、「ハマスの指導者らは10月7日以前から定期的に海外で攻撃を実行すると脅していた。」と説明し、2023年にイランが支援するイスラム組織がイスラエル南部全土に侵攻し多くのイスラエル人を虐殺したことに言及しました。

「 海外におけるハマスのテロ活動の増加と、ハマスの上級指導者らがレバノンにハマスの作戦部を設置させたことは繋がっている。時間をかけてそのようなネットワークが開発された。ハマスの上級指導者らはトルコとカタールを離れ、そしてレバノンに移った。」とヴィット氏は語りました。

さらに、この報告書はハマスの工作員らは、作戦のための武器と後方支援を確保するためにヨーロッパの犯罪組織ネットワークと同盟を結んだことを明らかにしています。

例えば、今年初めにデンマークのロイヤル・トゥ・ファミリア(ストリート)ギャングのメンバーが、デンマークやスウェーデンを攻撃する目的で中国製ドローンを購入したとして起訴されたましたが、この作戦も失敗に終わりました。後に地元当局はこのギャングが20年近くガザを支配してきたハマスと連携して活動していたことを明らかにしました。

今月、ドイツ当局は、別の計画的なテロ攻撃を阻止し、ユダヤ教における最大の休日の一つであるヨム・キプルの前夜にダヤ人施設を攻撃する準備をしていたとされる3人の容疑者を逮捕しました。

報告書によると、アナリストらはこれらの策略が恒久的な戦略転換を示唆しているのか、それともガザ戦争に対する短期的な戦術的調整を反映しているのかは不確かなままです。 

「そのような作戦に関する決定がどのように行われているのか、そしてこれにはハマスの指導部の広範な人々からの意見や承認が含まれるのか、それとも選ばれた少数の意見や承認だけが含まれるのかは不明のままである。」とレヴィット氏は語りました。
ハマスの指導層の喪失とそれに伴う分権的意思決定を考慮すると、以前は内部の意見の不一致によって抑制されていた外部(海外の)作戦が可能になったかもしれないと
報告書は指摘しています。

ハマスの軍司令官らは、ガザにおけるハマスの作戦能力が著しく損なわれ、ヨルダン川西岸のイスラエルとパレスチナ自治政府の治安部隊の両方から圧力を受けているため、小規模の下部組織が実行する国際テロ行為がハマスの攻撃戦略のより中心的な構成要素になるかもしれない。」とレヴィット氏は結論付けました。