米国は攻撃する前にイランに通告していたそうですから、この攻撃は演技のように思えました。イスラエルは本気でもトランプはカネにならないことは早く終わらせたいのでしょう。
トランプはイランに厳しい態度を取ってきましたが、裏ではイランと(仲良く)連絡を取り合っているのでしょう。
トランプ政権はロシアのプーチン政権と親密な関係を維持しています。そして以前にもお伝えしましたが、この2人はソ連のNWOアジェンダ(世界をいくつかの地域に分けて地域のリーダーが各地域を支配し、最も強いリーダーが全ての地域を支配する。)を実現しようとしているのではないでしょうか。
一方、中国はロスチャイルドなどの支援を受けて世界の覇権国になろうとしています。今回は西側から東側に世界の中心が移るという予言がありますが、東側の中国がその中心になりたいのでしょう。
そのため、ユーラシア全体を奪い取り占領したいロシアと世界覇権を維持したい米国が、世界の覇権国になりたい中国と対立ということでしょうか。
トランプがロシアと良い関係を維持するにはイスラエルに協力しすぎては都合が悪いのでしょう。ロシアとイランの関係を考えるとトランプはイランとも水面下では良い関係を維持しておかないとまずいでしょう。
イスラム過激派のテロ組織と彼らを支援しているイラン、一方、本気で彼らと戦ってきたのがイスラエルですが、トランプは中東戦争が長引くと中国がアジアで暴走し世界覇権の地位を米国から奪うと懸念し、米国は中東戦争に介入し続ける余裕もないため、なんとかネタニヤフを黙らせて中東戦争を無理やり終わらせたいという理由からイランの核施設攻撃劇を演じたのでしょうか。
しかしトランプの思惑通りに行くのでしょうか。
以下の記事のように、トランプはネタニヤフをリーダーの座から引きずり降ろしトランプに従順なリーダーを就任させればうまくいくと考えているのでしょうか。その場合、イスラエル国は消滅するのではないでしょうか。また、ウクライナ戦争でもトランプは侵略者のプーチンを辞任させず、ゼレンスキーを辞めさせれば戦争が終わると思っているのでしょうか。ウクライナが今戦うのを止めたならプーチンの思うつぼです。
トランプは米国や自分の利益のためにロシアとイラン側についているような気がします。
その結果、世界は平和になるのでしょうか?そしてトランプはノーベル平和賞を受賞するのでしょうか。それとも、ロシアとイランは再び力を蓄え、他国に侵攻するのでしょうか。ただしその前に経済が破綻し、プーチンが辞任に追い込まれるのではないでしょうか。
White House engages in geopolitical judo: Is Trump playing ‘5D chess’ against Netanyahu? – NaturalNews.com
(概要)
6月26日付け
ホワイトハウスが地政学上の柔道を行っている:トランプはネタニヤフに対して「5Dチェス」ゲームをしているのか?
戦略的転換:トランプは、イランに向けて「勝利」したことを大げさに宣伝し、イスラエルに対しては緊張緩和するよう圧力をかけ、イスラエル国内でのネタニヤフの地位を弱めながら、米国支配を行使し、ネタニヤフを間接的に攻撃しているように見えます。
Rhetorical
Manipulation: Trump’s bombastic praise for Netanyahu serves dual
purposes—forcing him to accept a false victory narrative (damaging credibility)
and portraying Israel as dependent on U.S. support.
Covert
Coordination: Reports suggest Trump’s team may be secretly communicating with
Iran to stage controlled conflict, aiming to weaken Iran’s nuclear posture and
restrain Israeli aggression.
Power Play: Trump
seeks to replace Netanyahu with a more compliant leader, leveraging fabricated
victories to isolate Netanyahu from his base and advance U.S.-friendly policies
in Israel.
より広範な戦略:
これは、NATOとウクライナにおけるトランプの戦術と一致しており、同盟国を減少させています。
自律性、米国の絡み合いの削減、世界の力関係の再構築
実用的で取引に基づく外交に向けて。
最近の分析によると、トランプ大統領はネタニヤフ首相への支持を公然と表明しているのにもかからわず、ネタニヤフ首相に対して戦略的転換を行っている可能性があります。
トランプはイランとの戦争で、イスラエルが「完全勝利」したと宣言することで、ネタニヤフを政治的な窮地に追い込み、彼の国内での地位を弱めながら、米国をイスラエルにとってなくてはならない庇護国として位置づけているように見えます。これは、米国とイスラエルの関係に大きな変化をもたらすことを示すものであり、トランプはネタニヤフを辞任させ、より従順なリーダーに取り換えようとしていると批評家らは主張しています。
● 高貴な嘘(為政者が全国民を説得する(納得させる)ために用いる作り話、虚構):計算された動き
トランプはソーシャル・メディアで大げさな投稿を続けていますが、ネタニヤフをほめそやし、「イスラエル史上、彼ほどの戦士はいないだろう。」と言い、両国が連携してイランの核プログラムを完全に破壊したことを称賛しました。しかし、専門家や情報筋は、トランプの主張は誇張されているか、虚偽であると否定しています。
● 地政学のアナリストらによると、このような誇張には2つの目的があります。
シオニストらのための劇場:トランプはイランの核装備は「完全に破壊された。」と宣言することで、ネタニヤフに勝利したという言説を公式に受け入れるよう強要します。これはネタニヤフの強硬姿勢を軟化させるものであり、緊張緩和のために圧力をかけます。
ネタニヤフの権力の弱体化:ネタニヤフをほめちぎることで、トランプに過度に依存させ、米国の影響力を怪しむイスラエルの強硬派らを遠ざけます。
一方、トランプは「米国がイスラエルを救った。」と主張することで、米国とイスラエルの関係における米国の支配的立場を強化します。
● イランとの裏ルート外交?
複数の情報筋は、トランプ政権がイランとの水面下での通信で、対立の幻想(演劇)を続けながら死傷者数を最小限に抑えるために攻撃を調整したと示唆しています。
最近、イランの核施設が「かなり損傷した。」とイランが認めたことは、さらなる攻撃を避けるための狸寝入り戦略と見なされています。
これはトランプの広範な目標と一致しています。:それは、イスラエルの攻撃を抑えることです。
これは弱体国としての姿勢をイランに取らせるのに役立ちます。そしてトランプは、中東地域で核保有能力のあるイランがイスラエルの拡大主義を抑止できるよう地域の勢力均衡の土台を築いているのかもしれません。
● 終盤戦:より従順なイスラエル
トランプの策略は、ネタニヤフの政権掌握を弱体化することを目的としているように見えます。
トランプは、ネタニヤフを米国が介入した「勝利」に関連付けることで、ネタニヤフを国内の反発に対して脆弱にさせることができます。もしネタニヤフが抵抗すれば、彼は恩知らずに見えてしまう危険性があります。もしネタニヤフがトランプに従えば、極右の基盤が彼から離れてしまうことになります。
最終的な目標は?ネタニヤフを辞任させ米国に都合のよい従順なリーダーに取り換えることです。つまり米国を終わりなき中東紛争に引きずり込まないリーダーに取り換えます。
より広範な影響:
この戦略は、NATOとウクライナに対するトランプのアプローチと酷似しています。
● NATO:(トランプが)ヨーロッパに防衛費を増やすよう促すことは、ヨーロッパ経済を弱体化させ、世界的な影響力を低下させることになります。
ウクライナ:停戦を働きかけることで、ゼレンスキーを追放し、親米的な後継者の道を開く可能性があります。
トランプの地政学的柔道による戦略が成功すれば、一極支配から実用的でディールに基づく多極化へと移行し、米国の外交政策を再定義することができます。
● ワイルドカード(万能の効力を持つ、あるいは他の任意のカードの代わりとして使用できる特別なカード):国内の反発
トランプの裏切りを感じて激怒する強硬派のシオニストらは、米国内のテロリズムをエスカレートさせる可能性があります。一方、世界的に報じられているネタニヤフの裁判は、イスラエルの政治をさらに不安定化させる可能性があります。
トランプがXに投稿し、テヘランがポーズをとっている中で、一つ明らかなことは、中東外交の古いルールはもはや適用されないということです。この作戦が永続的な平和につながるのか、それともより深刻なカオスにつながるのかはまだわかりません。
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