トランプ関税は中国を懲らしめているというよりも米国民を苦しめています。
せっかく中国経済がここまで悪化し、共産党自体が弱体化してくれるのでは期待していたのに、トランプの対中関税で中国はいきり立って報復し、他国と連携しようと画策しています。それに成功し中国経済が復活し中国共産党が世界を席巻するのは最も避けたいところです。トランプ関税は中国を弱体化するのではなく力を与えてしまう可能性もあります。或いは貿易戦争の激化で米中共倒れでしょうか。
そうなる前に中国は報復として大量に保有している米国債を投げ売ったり、米国へのレアアース輸出を禁止すると脅す可能性があります。
中国なら戦争もやりかねません。米中経済戦争から中国の台湾侵攻へと発展していくのでしょうか。
トランプ関税は中国経済を潰すためと言っている人もいますが、トランプ関税で中国経済が崩壊するだけでなく米国経済が崩壊し世界経済が崩壊する可能性もあります。
また、トランプは関税を高くすることで自国に製造業を戻したいと言っていますが、自国に製造業を戻しも、第一に人件費が高いですから、競争力のある輸出製品は作れないでしょう。
また、トランプは税金をなくしたいと言っていますが、それは国民のためではなく、トランプは国家のために納税するのが何よりも嫌で稼いだお金は全て自分のために使いたいという思いから税金制度をなくしないのでしょう。
結局、トランプ関税は、自国民を苦しめ、中国を利する可能性もあり、一方、世界経済を崩壊させ、その流れで世界戦争へと誘導することになるのではないでしょうか。聖書の預言の成就でしょうか。
そして、トランプは関税政策をころころ変え株価を乱高下させることで取り巻きのインサイダーたちに大儲けをさせています。自分もこれで儲けていたら大問題ですが。
Trump’s Tariff Actions Looked Designed as Insider Pump and Dumps | Winter Watch
(概要)
4月13日付け
トランプ関税は、インサイダーの株操作のために計画されているように見えます。
↓ 敵を倒す機会は敵自身が与えてくれる。孫子
トランプの関税政策は株式市場を非常に不安定にさせており、トランプを取り巻くインサイダーたちは、トランプの不規則な政策変更のおかげで株式の先回り取引を行うことができるようになっています。それにより上下幅が大きくなっています。
↓ 米国株式市場では7兆ドル以上の時価総額が短期で取引されています。
オプション市場では、関税が変化する直前にビッグベッツ(新しい市場空間への迅速な投資)が行われています。
※ オプション取引とは、景気や相場の良し悪しに関わらず、相場が上がっても(up↑)、下がっても(down↓)、まったく変わらなくても(side→)、どの局面でも利益を出すことができる「投資手法」のこと。
↓ トランプ関税を90日間一時停止すると発表される数分前にNASDAQのコールボリューム(金融機関同士が短期の資金を融通し合う市場の取引量?)が急増しました。これは全く見られたものではありません。
トランプの声明は次の通りです:
↓ トランプは、特定の米企業に対してトランプ関税を免除することを検討していると述べました。
レポーターはトランプに「大統領はそれをどのように判断するのですか。」と尋ね、トランプは「本能的にだ。」と答えました。つまり、誰でも彼の前にひざまずき指輪にキスすれば(敬意を表すれば)、関税を免除するということでしょう。
↑ 金曜日に誰かが4月25日に満期を迎える210/220コールスプレッドの$4.5Mをロード(投入?この意味が不明)しました。そして週末に関税の免税が発表されたのです。誰かがこのことを知っていたのです。
※ 「コール」は、これらの戦略で使用されるオプションのタイプを指す。スプレッドとは、相場の値段の開き、価格差、利回り差。
そして、ビッグテックは中国の関税から免除されることを懇願し成功しました。
ある会社が米国でノートパソコンを製造しようとしても、彼らが輸入する部品には145%の関税が課せられます。しかし、ある会社がノートパソコンをまるごと中国で製造する場合、それらには関税が全くかからないのでしょうか。そして、これは全て製造業を米国に戻すためなのでしょうか。
このような環境下で、10億ドルの自動化工場を建設することに関してどうやって実現可能性の事前調査、検討を行うのでしょう。その動きが急激に止まります。
↓ 米国でノートパソコンを組み立てると、部品の輸入に145%のトランプ関税がかかる。
中国でノートパソコンをまるごと製造するとトランプ関税はゼロ。
製造業を米国に戻すとこうなります。
- 中国にトランプ関税を課す。
- 株式市場が急落。
- 人々はパニックになり株を売る。
- トランプ:「今が買い時だ。」と言う。
- トランプの取り巻きのインサイダーたちは株を安く買う。
- トランプがトランプ関税を一時停止すると発表。
- 株式市場が急騰。
- 取り巻きたち:$$大儲けしたよ、チャリーン!
↑ 彼は今日、250万ドル稼ぎ、そしてなんと9億ドルも稼いだ。いいじゃないですか。どうやら市場操作が行われているようです。でもそれはまずいですよ。
中国はこれに備えてきました。中国の対米輸出量は過去13年間横ばいです。一方、世界の国々に対する中国の輸出量は、過去13年間で80%増加しています。中国の対米輸入額の4000億ドルは、中国の輸出全体の10%であり、GDPの2%未満です。ですから、米国の対中関税政策は強烈な対中政策ではありません。
↓ 中国は米国の大手航空機メーカー「ボーイング社」の航空機の納入を段階的に禁止することにしました。中国南方航空は、ボーイング787~8の全ジェット機10機、エンジン2基を上海オークションで5億5千万ドルで売却します。これらに代わり国内製造の中国の航空機を使用します。
② 中国は7600憶ドルの経済爆弾を持っています。
China's $760 Billion Economic Bomb: What Happens If They Pull the Pin?
(一部)
4月15日付け

中国は金融兵器を持っています。そして、中国がそれを売り払うことにしたなら、最初に影響を受けるのはウォール街ではなく、米国の痛いところ、つまり実体経済が打撃を受けます。
● 中国が実行する可能性のあるシナリオとは:
シナリオ1:ゆっくりと燃える・・・中国は静かに遠ざかります。
中国は怒りをあらわにしません。その代わり、ゆっくりと米国債を売り払っていきます。投資家たちがそれに気づきます。金利が徐々に上昇します。突然、30年の住宅ローンの金利が6.5%から8%に上昇します。自動車ローン?クレジットカード?金利が全て上昇します。企業はコストカットします。成長が鈍化します。シナリオ2:ビッグバン・・・本格的な投げ売り
これは最悪のケースです。中国は大砲を発射し、一晩で米国債の大部分を投げ売ります。市場はパニックに陥ります。債券利回りが急上昇。ドルは石のように落下していきます。
FRBは、ドルの暴落を阻止しようと奔走しますが、もう遅すぎます。金利が急上昇します。インフレは耐え難いほど悪化していきます。政府は既に34兆ドルの借金で窒息しそうですが、経済を成り立たせるにはもっと支払わなければなりません。
あらたな景気後退へようこそ。それは、中国製であり、バイデン政権による経済の失政が原因です。
シナリオ3:心理戦・・・ 戦略的空威張り
問題は、中国は売る必要さえないということです。彼らは売るぞと脅すだけでよいのです。そのことをほのめかすだけで市場を震撼させる可能性があります。このようなことは報道されません。貿易、台湾、軍事的な緊張に関して交渉しているときに、密室談義でこれをささやくのです。
これは単なる経済戦争ではなく、心理戦です。
中国がこの切り札を使うと、平均的な米国民に以下の影響が出ます。
・ 住宅ローン、自動車ローン、クレジットカードの金利が上がる。
・株価暴落。401(k)が打撃を受ける。
・輸入品の値段が上昇。インフレが悪化。
・企業が経費を切り詰めるため求人が減少。
要するに、生活費は上昇し、アメリカンドリームは手の届かないところへと遠ざかります。
そして、債券だけに留まりません。より大きな戦争が起きようとしています。
これは単なる負債の問題ではありません。 多くの場合、経済紛争はドミノ倒しの最初のドミノであり、その後に続くドミノも既にぐらついています。
1.レアアースの締め付け
中国は、世界の希土類鉱物(スマートフォン~戦闘機まで、あらゆるもの動力源となっている金属)の85%以上を管理しています。もし彼らがそれらの輸出を止めれば、米国のハイテクと兵器の生産は突然停止します。今日のニュースによると、中国は既に一部の希土類材料の輸出を禁止し始めています。
2.台湾の緊張
米中の経済的対決は、中国政府が台湾に対して、より攻撃的に出るためのカモフラージュになる可能性があります。この引火点が高温になると、米国はより広範な紛争に引きずり込まれ、世界の半導体サプライチェーンが一晩で崩壊する可能性があります。
3. グローバル・パワーシフト
米国が負債を買い取るために敵国に頼る期間が長ければ長いほど、米国の地政学的地位は益々蝕まれます。同盟国がリスクを回避し始めます。敵国が前進し始めます。そして、世界は米国がまだリーダー国でいるのか、それとも単に借金するだけの国なのかを知りたいと思うようになります。


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