今、連発している米銀行の破綻とビッグテックの崩壊は結局はグレートリセットのための作戦だと言うことを以下の記事が伝えています。想定内ですが。。。
グレートリセットは1つの巨大な悪魔的権力(世界政府)が世界中を独裁支配することを目的としていますが、そのためには数えきれないほど存在する中小規模の企業や銀行を淘汰し1つの巨大企業や銀行が其々の業界を独占することで世界政府の世界支配が容易になるでしょう。
米国の銀行やビッグテックの崩壊はそのための動きであり、日本でもコロナ渦に中小企業が淘汰され大企業に吸収されるというシナリをを彼らは描いていたことでしょう。これは米国だけに限らず、中国、欧州、ロシアもいつ潰れてもおかしくないような状況です。日本もそのうち欧米に追従して金利引き上げをして景気を悪化させるかもしれません。
彼らのシナリオ通りにはいかないことを願うばかりです。

<米銀行の破綻について>
(2) The Banking Collapse Of 2023 Is Now Officially Bigger Than The Banking Collapse Of 2008 Was (2ndsmartestguyintheworld.com)
(概要)
5月4日付け

2023年の銀行破綻は2008年の時よりも大規模です。

 


こちらのサブスタックでも警告している通り、現行の相場崩壊の心理作戦は、Covidパンデミックの心理作戦+第3次世界大戦の心理作戦からの方向転換です。 

JPモルガン・チェースは、 FRBを所有する銀行の1つですが、税金を使って破綻したファースト・リパブリック銀行(サンフランシスコ)を買収しました。再び、憲法違反の機関であるFDIC連邦預金保険公社を介して不良資産が回収されましたが、ここにも税金が使われました。一方、有毒資産は、自由使用資本主義と正反対のクローニー・キャピタリズム(仲間内での排他的な資本流通)によってJPモルガンチェースに吸収されました。

言い換えれば、かつてないほどの規模で民営化された利益が社会化された損失を生み出しているということです。そして今それがさらに悪化しています。

こうやってテクノ共産主義が確立されていきます。
最初はゆっくりとですが、そのうち、いっせいに始まります。

今、2008年の金融崩壊がディズニーランドで散歩しているかのように見えるほど巨大な世界的金融市場の崩壊が差し迫っています。そして当局が最終的にグレートリセットに合わせた解体を始めた時、一般市民はかなり苦しむことになるでしょう。

by Michael Snyder

 

2023年に破綻した大手銀行3行が保有していた資産は2008年に破綻した25行の銀行が保有していた資産を上回っています。残念ながら、今年の銀行破綻はこれで終わるわけではありません。
2023年末まであと8カ月あります。今、さらに多くの銀行が危機に瀕しています。 これらの銀行の幹部は我々に心配しないように言っていますが、破綻したファースト・リパブリック銀行の幹部もつい先週、同じようなことを言っていました。ファースト・リパブリック銀行は何か月間も維持できるほどの準備金を保有していたと言われています。しかしそれは嘘でした。ファースト・リパブリック銀行はついに破綻しました。
中略
JPモルガン・チェース銀行、ナショナル・アソシエーションは、ファースト・リパブリック銀行の全ての預金の買収案を提出しました。取引の一環として、8州にある84支店はJPモルガン・チェース銀行、ナショナル・アソシエーションの支店として今日から通常通り営業を再開します。全ての預金者はJPモルガン・チェース銀行の預金者となります。預金者は全ての預金にアクセス可能となります。

政府はファースト・リパブリック銀行の資産を誰にでも買収させることはしませんでした。政府が許可した機関の1つがJPモルガン・チェースだったのです。そして彼らは大勝利者となりました。 

先月、JPモルガンは、自社と他の大手銀行がファースト・リパブリック銀行に投入した30億ドルを含む、約920億ドルの預金を獲得しています。また、JPモルガンは1730億ドルの融資と300億ドルの証券も引き受けています。 

FDIC連邦預金保険公社は、JPモルガンが引き継いだ住宅ローンと商業貸出しの損失の大部分を吸収することに合意し、500億ドルのクレジットライン(信用枠)も提供しました。

さらに、FDICはこの取引で約130億ドルの損失を被ります。つまり、FDICは今回の取引の大きな敗者となりました。
しかし最大の敗者はファースト・リパブリック銀行の株主であることは間違いありません。

彼らの資産は消滅しました。 

株主の資産はベイルインに使われ金曜日の夕方までにほぼ消滅しました。銀行が破綻する前に株式市場から資金を引き出さない限り投資家の利益はありません。
中略

今年に入り、3つの銀行(総資産が5320億ドル)が破綻しましたが、これらの銀行は2008年に破綻した全ての銀行(総資産5260憶ドル)を合わせたよりも規模が大きいのです。

しかし2023年はまだ終わっていません。まだ3分の1です。

ファイナンシャル・タイムズのインタビューに答えたチャーリー・ミュンガー氏(99才の投資家、持ち株会社のバークシャー・ハサウェイの副会長)は「米国の商業用不動産市場に問題が生じると思う。米銀行は不景気になり不動産価格が下がると影響を受けやすい不良債権を大量に保有しいる。不動産の多くがそれほど良い状態ではない。多くのオフィスビル、ショッピングセンター、その他の物件が問題を抱えている。これらは非常に苦戦している。」と語りました。
その通りです。

特に、商業用不動産価格が暴落すると、デフォルトの大津波が生じる恐れがあります。

私が読者にお伝え続けている通り、米国では米史上最大の商業用不動産の崩壊が迫っています。そして商業用不動産ローンの焦げ付きが積もれば積もるほど多くの銀行が破綻し始めるでしょう。

「大きすぎて潰せない銀行」は気に入った銀行を買いあさることができますが、そうでない銀行は単に清算され消滅してしまいます。 

結局のところは、銀行業界にかつてないほどの大規模統合の波が押し寄せるということです。 

今はまだ危機の序章にすぎません。今後、さらに悪化していきます。

ドミノ倒しが起こるにはまだ時間がかかります。もう1つのドミノが倒れる度にその時が近づきます。米国の金融システムに残された時間はもうありません。
                     ↓
<ビッグテックの崩壊>

More U.S. Banks Collapsing as JPMorgan Chase CEO Consolidates his Power – Is this the Next Phase of the Great Reset? (healthimpactnews.com)
(一部のみ)
5月2日付け

分析: 今、「グレートリセット」とデジタル・コントロールに向けた新たな段階に入ったのかもしれません。

2023年のこの4カ月間に何が起きたのかを考えると、我々がどこに向かっているのかが見えてきます。そしてグレートリセットの次のフェーズに入ったことそしてグローバリストは米経済が崩壊すると同時に人々をデジタルでコントロールしたいと考えていることが見得てきたと思います。
この局面はマイクロソフトのAI ChatGPTが登場した2022年11月に始まりました。
このAIアプリには多くの問題があり相変わらず間違った情報や不適切な情報を提供していましたが、何億人もの人々が興味津々でダウンロードし、史上最速、最多でダウンロードされたアプリになりました。これはTikTokを上回りました。その結果、マイクロソフトのAI ChatGPTに立ち遅れるのではないかとビッグテック全体にパニックが生じました。
最もパニックになったのはグーグルです。
なぜなら、これまでインターネット検索の90%以上を独占していましたが、
MicrosoftのBingに大差で2位になる可能性があり、何十年間もインターネット検索をほぼ独占してきたグーグルを脅かす恐れがあるからです。そのためグーグルはすぐに独自のAIチャット・ボットを販売し始めましたが、マイクロソフトのChatGPTよりも多くの問題が生じました。
2022年のFTXの破綻以降、崩壊し続けているビッグテックは、マイクロソフトが無料で提供しているAIチャット・ソフトウェアとおなじようなものに何十億ドルもの投資をし始めました。
今、史上最大の金融バブルの崩壊が起きています。
しかし銀行が破綻しているのに資金が投資に流れています。しかし投資した資金はほぼ或いは全く回収できないでしょう。
これが災害のレシピなのです。
金融界では多くの人々が投資には大きなリスクがあると見なしています。
中略
現在、米国の株式市場全体がビッグテックによってサポートされており、ビッグテックが投資しているものは全て未来の、ある時点で黒字転換すると期待しているビッグテックはAIを中心に投資を行っています。
しかし、ビッグテックの銀行(複数)が破綻している中で、信用がなくなっている米国の他の全ての銀行も業績が振るわなくなり、一体誰がビッグテックへの資金提供を続けるのでしょうか。
そして今日もビッグテックに関する悪いニュースが報じられています。ビッグテック最大のアップルが中国との貿易戦争で大きな潜在的損失に直面しています。
中略
ビッグテックは深刻なトラブルに陥っています。ビッグテックそして何百もの地方銀行と小規模銀行はベイルアウトされない限り、業界全体が崩壊の危機に瀕しています。
では誰がこれらの銀行やビッグテックをベイルアウトするのでしょうか。
それをするのはどうやらジェイミー・ダイモンと彼の友人のビル・ゲイツとウォーレン・バフェットのようです。
彼らに救済されるのは、大きすぎて潰せない一部の銀行とビッグテックです。
米政府、軍、全ての諜報機関のデータがこれらのビッグテックのクラウドに保存されているためベイルアウトされなければなりません。
JPモルガン・チェースはおそらくトップの銀行となり、マイクロソフトはおそらくトップのビッグテックとなるでしょう。
中略
いくらChatGPTが正確で公平な情報を提供しなくてもそれは無料であり作業の効率化が可能です。誰がこれと競争することができるのでしょうか。
チャットAIソフトウェアは収益を生み出していないだけでなく市場の収益を奪っています。
これは全て市場の需要のために起こるべきして起こっていると思いますか。
おそらくマイクロソフトはChatGPTを発表したときに、何をしているのか何をしようとしているのかを正確に理解していたことでしょう。
ジェイミー・ダイモンが小規模銀行を破綻させることで銀行業界を統合しているようにビル・ゲイツとマイクロソフトも、テクノロジー業界を統合するために小規模なテクノロジー企業を破綻させている可能性があります。
ですから、チャットAIソフトウェアは収益を生み出していないだけでなく、市場の収益を奪っているのです。
これは、最終的にグローバリストらが全ての人々に対して強制的にグローバリストらが選んだ銀行のみに預金させ、彼らが決めたテクノロジー製品にのみ使用させるという完璧なシナリオなのです。
これは、最終的に全ての人々がデジタルIDを持ち生活の全てがデジタルで追跡され記録される新しいデジタル時代に全ての人々を強制的に参加させることになるグレートリセットの一環です。

そして私は数日後に迫っている米国の債務限度の問題についても取り上げなければならないのです。