今日も長文記事をご紹介します。今何が起きているのかを理解する上でかなり参考になる記事と思いましたので和訳させていただきました。
シリコンバレー銀行がWEFや国連の破壊的なWOKEの左翼アジェンダと深いかかわりがあることは以前にもお伝えしましたが、現在、破綻中の企業(FTX、地域銀行、大手銀行を含む)はやはり、どれもみなWEFと深いつながりがありWEFのアジェンダにまい進していたようです。
このような動きを見るとWEFの悪魔アジェンダが失敗に終わりつつあるように見えます。
本当にそうならよいのですが、ひょっとしたら彼らはNWOグレートリセットを完成させるために思い切ってWEFのアジェンダに従っていたが赤字になった銀行や企業を潰し世界経済を一気に破壊するつもりなのではないかとも思えます。
彼らは絶滅するまで絶対にあきらめません。七転び八起きです。これだけは見習いたいです。いくら失敗しても失敗を土台に次に新しい作戦を考え出します。本当にしつこい変態爺の皆さんです。目的達成のために新たになんちゃってパンデミックと毒ワクチンの集団接種を始めるかもしれません。
ただ、米国では2024年の大統領選でバイデンや極左の候補者が大統領になる可能性は低いと思われますし、多くの米国民はWEFが押し進めているステークホルダー資本主義(実際は文明と経済と環境と人類と生き物を破壊するとんでもなく恐ろしいシステム)を受け入れることはないと思われます。米国の動きが後に西側諸国や日本にも広がります。
そしてWEFがこれまで世界中のパペット政治家たちや企業経営者たちに強要してきた左翼アジェンダ(例のLGBTQ、SDGs、ESG、再生可能エネルギー、気候変動、二酸化炭素削減、人工肉、昆虫食、トランスヒューマニズム、その他)がぽしゃり、WEFや国連の変態爺の皆さんの勢いが劣り監獄で余生を送ることを期待しています。

Get Woke, Go Broke? It's Time To Talk About SVB's Ties To The World Economic Forum - Alt-Market.us

(概要)
3月16日付け

FTX~シリコンバレー銀行~WEF世界経済フォーラムのつながりについて

 

By Brandon Smith

サム・バンクマン・フリードが運営していたFTXが破綻した直後に、FTXは資産を誤って取り扱ったのではないかとかフリードはナイーブで理解できていなかったのではないかなど適正と能力に関する疑問が浮上しました。

多くの中央銀行関係者やグローバリスト組織は直ちに、FTXの破綻は暗号通貨とデジタル通貨の中央集権的規制が必要であることを示す申し分のない例であると主張しました。
彼らは銀行エリートの監督がないなら最悪の事態は避けられないと主張しました。


しかし彼らは、FTXとサム・バンクマン・フリードがWEF世界経済フォーラムを含むグローバリスト組織と幅広い付き合いをしていたことについては意図的に言及しませんでした。
実際、フリードのビジネス・モデルは、WEFの「ステークホルダー資本主義」の理論に基づいており、彼はそれを「効果的利他主義」と呼んでいました。
ステークホルダー資本主義は自由市場とは対照的です。それは、企業を一種の経済的執行ツールとして使う社会主義でありグローバリストの枠組みです。企業は既に超社会主義的な経営を行っています。そして企業は政府との特殊な関係に
完全に依存した形で存在しています。

企業は政府を介して創設され、「社団法人」法の下で特別な保護を享受し、有限責任を通して犯罪活動の直接的結果を回避しています。

多くの企業は、政府が経営を支援しているため破産することさえ許されません。それは社会主義であり、自由市場ではありません。しかし、「ステークホルダー資本主義」はこの力学を100倍も拡大しています。
企業は経済全体を機能させるために利益を第一目的としなければならないとする自由市場に対して、WEFは、金融機関を含む企業には金儲けの域を超えた社会的義務があるとしています。
典型的な左翼の人々にとって、WEFのこのような考え方はおそらく希望に満ちたユートピア的構想のように聞こえるでしょうが、実際に経済学を理解している人なら、WEFの考え方は文明を崩壊させる道筋を示しているように見えます。

WEFは、ステークホルダー資本主義について、社会的大義の利益になる企業システムの力に影響を及ぼす取り組みとして説明しています。しかし実際には、それは企業に公的行動を含むあらゆる物事に最強の影響をを与えさせる方法なのです。

過去数年間に広く実施された企業のESG(環境、社会、ガバナンス)投資プログラムを通じてこの方法が周知されました。ESG基盤の融資が加速した時にWOKEイデオロギーが主流派に浸透したのは偶然ではありません。
※WOKE: 差別問題や人権問題をはじめとした社会で起きている様々な問題に対して「意識的である」「意識が高い」ことを意味する左翼が好む用語。

様々な企業に融資する金融機関は、企業が信用取引を利用するときに必要な社会的ルールを設定することができ、これらの社会的ルールは、企業がマーケティングや企業方針に極左政策を受け入れることを条件としています。 
ステークホルダー資本主義とは、全ての企業を同質化し、単一のイデオロギーを持つ組織に仕立て上げることです。ですから、異なる企業が互いにイノベーションを通して市場シェアの競争を行う代わりに、其々の企業はメリット基盤の競争を放棄し、社会正義カルト信仰、気候変動プロパガンダ、グローバリストのレトリックで全体を洗脳するために連携して動いています。

 

WEF:「我々は企業のエリートらに社会的責任を持たせることにより、企業に社会を操作する権限を与えます。」
しかし、WEFの偽物の利他主義のモデルは、企業の存続にとって大惨事であることが判明しています。
これらが初めからずっと意図的に行われていたのかを知る必要があります。つまり、彼らは、ESGに刺激されたWOKEの金融バブルを膨らませた後に(常にそうですが)バブルを崩壊させ、西側世界を破壊させようとしているのでしょうか。


FTXの破綻以降、WEFは、FTXとフリードとの関わりを示す痕跡をWEFのウェブサイトとYoutubeチャンネルから消し去りました。しかしFTXの事業とフリードの哲学へのWEFの影響は明白です。

FTXの資本損失は暗号通貨の価格の急落や使い込みを含む複数の原因があります。とは言っても、その根本的原因はステークホルダー資本主義のイデオロギーであり、ESG政策をサポートするために安価な流動性資産に依存していました。そして、シリコンバレー銀行などの金融機関でも全く同じ動きが見られます。

驚くべきことに、IMFでさえ我々のようなオルターナティブの経済メディアと同じように中央銀行が流動性の引き締めを行い、金利を引き上げている環境下でのESG関連融資の潜在的なもろさについて警告しました。IMFは2022年に次のように発表しています。

「多くのESG指標がテクノロジー重視で構成されていることを考えると、金融安定性のリスクには従来の投資家とは異なる投資家基盤と世界の金融状態に敏感であることが含まれます。これは、現在の政策環境(パンデミック中に先進国の中央銀行が金利を引き上げ、政策適合の導入を縮小し世界的金融を引き締めた。において重視すべき事柄です。

シリコンバレー銀行の業務履歴を見ると、それはWOKEの悪夢でした。シリコンバレー銀行が2021年に作成した66ページにも及ぶESGレポートを見ると、この銀行が政治的にどれほど極左に傾いていたかがわかります。シリコンバレー銀行は、「WOKEになって、破綻しなさい。」がマントラを超えたルールであったことを示す最高の実例です。

さらに深く掘り下げると、シリコンバレー銀行のトップは、コーポレート・ガバナンス(企業支配)と共に、WEFとWEFのステークホルダー資本主義指標(SCM)に大いに関与していたことがわかります。
シリコンバレー銀行は、WEFのアジェンダに関する全ての政策を実施するだけでなく、それらの進捗状況をWEFに報告していました。

シリコンバレー銀行の資本エクスポージャー(ファンド等で、対象となる資産クラスへの投資額がどの程度あるか、投資残高はどの位かという意味)は、有価証券や債券と深く結びついていましたが、WOKEのテクノロジー・スタートアップ、気候変動関連プロジェクト、左翼活動家集団(BLM、Buzzfeedを含む)もESG融資の対象となっていました。

つまり、シリコンバレー銀行は、現金をむさぼり、力で奪え情けは無用!の金食い虫のプロジェクトに積極的に投資していたということです。
真の問題は、シリコンバレー銀行と同じレベルでESGやWEFの活動に関与している銀行が米国にはいくつあるかということです。数十行?数百行?


最近投稿した私の記事で指摘した通り、FRBの金利引き上げによってESGの流動性資産は支持されなくなりました。銀行がWOKEのテクノロジー企業や気候変動関連NPOなどの赤字ベンチャーと取引をするにはあまりにも費用が掛かりすぎます。

大きすぎて潰せない全ての銀行がこれに関与していることは広く知られています。しかし中央銀行の流動性の引き締めにもかかわらず、大手銀行には存続する資本と保護がありますか。シリコンバレー銀行などのミッドティアの銀行は非常に脆弱であることは明らかです。


ESG融資の主な目標は、企業を誘いこんでWOKEの動機を促進することではなく、企業をたぶらかして優秀な利益モデルとイノベーションを無視させ、企業を弱体化させ簡単に倒産させることだったのでしょうか。

米国の業界におけるWOKE侵略はどっちみち終焉に向かっています。皆さんは既に利益追求へのシフトと社会正義の美徳伝達を放棄する動きを目にしています。WOKE運動のピークはCovidのロックダウン中に達しました。しかし今ではWOKE運動は勢いがなくなっています。WOKE運動が米社会で広く受け入れられるにはあまりにも精神錯乱的でありカルト的でした。そのためWOKE運動の勢いが続くようなことはありませんでした。

その上、WEFの「グレートリセット」の概念では、それを達成するのに相当な規模の経済危機を必要としています。通常の経済状態において、米国民はWEFのステークホルダー資本主義や「私は何も所有していません。でも私は幸せです。」という偽の分かち合い経済を受け入れることは絶対にありません。
従って、彼らは一般大衆を絶望的な状況に陥れるために危機的な出来事を起こす必要があるのです。


グローバリストらは、自分達が望んでいる完全な企業統治を可能にするために、WOKEのESGを利用して既存のシステムを破壊し世界全体をWOKE構造に置き換えるかもしれません。そしてその間、彼らはこうなったのも自由市場資本主義のせいだと非難します。
これは、グローバリズムが引き起こしている地政学的危機の数々を「ナショナリズム」のせいにするグローバリストの策略とほぼ同じです。
 


現在のビジネス界にまん延しているWOKEの規模を考えると、ESGとWEFに関連する金融の癌によって経済全体が完全に内側から腐敗してしまい、シリコンバレー銀行が破綻したように経済自体が崩壊していくのではないかと思わずにはいられません。


中略 

 

「エブリシング・バブル」(全てがバブル) がもうすぐ終わろうとしており、退職した預金者は行動に出るべきです。なぜかというと、インフレが治療法のない金融の癌のように貯蓄を浸食しているからです。そして「エブリシング・バブル」が音を立てて破裂すると、皆さんの持ち株の明細も暴落する恐れがあります。そのため退職者には安全なゴールドを保有することをお勧めします。