ベネズエラの惨状が続いています。
ベネズエラの第二の都市では停電が続き、業務用冷蔵庫も使えなくなっています。
そのため肉屋では腐った肉が安い値段で売られており、貧困層(ほとんどの人)がそれを買って料理して食べているそうです。腐った肉を食べさせられている子供たちが被害にあっています。
いくらなんでも。。。腐った肉まで食べなければならないなんて。。。本当に悲惨です。
餓死寸前になると人間同士が殺し合って人肉を食べるようになるのかもしれませんが。。。
これが日本だったら肉屋のプライドにかけて腐った肉など売らないでしょうね。
どこの国でも停電が続けば冷蔵庫が使えなくなり、みなパニックになるでしょうけど、きっと、知恵を絞って肉や魚を加工して販売するでしょう。それでも、この夏のように猛暑が続くと加工肉でも調理済み肉でも数時間後に腐ってしまいます。夏に停電は一番困ります。
現政権が続くベネズエラでは今後も何の解決策も見いだせず状況が益々悪化していくのではないでしょうか。
さらに、ベネズエラから難民としてブラジルやコロンビアに流入した人々による犯罪が横行しているそうです。その結果、ブラジルの国境沿いの街では彼らとの対立が起きており暴力事件に発展していると伝えている記事を目にしました。

https://www.zerohedge.com/news/2018-08-23/venezuelans-resort-buying-spoiled-meat-electricity-fails
(概要)
8月24日付け

今週火曜日に北部沿岸で起きたM7.3の地震と通貨切り下げに苦しむベネズエラでは停電が続いており冷蔵庫が使えなくなっています。



ベネズエラ危機により貧困に苦しむ人々は肉屋で安売りされている腐った肉を買って食べています。
ベネズエラ第二の都市のマラカイボでは、停電が続き冷蔵庫が使えなくなったため腐って変色した肉が店頭に並べられています。
それでも多くの客が店に立ち寄り腐った肉を買っていきます。腐った肉は料理して家族に食べさせたり一部をペットの犬に与えたりしています。

別の肉屋の店主はシャツを着ずタバコを吸いながら黒く変色した肉を売っています。
マデュロ政権の悪政により貧困に苦しむ人々は腐った肉を食べさせられています。
彼らは肉の臭いを消すために酢とレモン汁で洗ってから料理しています。料理した肉は小さな子どもたちにも与えてられています。ただ、火を通しても腐った肉を食べた子供たちがお腹を壊すのではないかと親たちは心配しています。既に幼い子供が下痢になり嘔吐しています。

マラカイボでは9ヵ月前から停電が続いていますが、8月10日に火災が発生し主要な電力線が焼失してしまったため、150万人の住民に被害が及んでいます。
もちろん業務用冷蔵庫も使えなくなってしまいました。その結果、マラカイボの中央市場では腐った肉が売られるようになりました。肉屋は肉が腐っていることを隠すためにひき肉にして売っています。

ひょっとしたら、殺傷された動物園の動物の肉が店頭に並べられているのかもしれません