中学教諭の忙しさは半端ではありません。このような問題は何年も前から存在していましたが、政府も誰も何もしようとしませんでした。ずっと放置状態。お偉い方々は全てを末端の教諭にまかせっきり。教諭が我慢をすることで何とか学校が維持できていました。日本の教育現場は異常だと思います。教諭がこのような状態ではよい教育はできません。雑用に追われて生徒の面倒もまともに見れなくなっています。これでは教育レベルも下がるし虐めも放置されてしまいます。
最近、各省庁の無能さと無責任さが目立ちます。これではどの現場でも悲鳴を上げるのは仕方ありません。
学校もブラック企業もこのまま放置され続けるのでしょうか。このままでは日本人は過労で倒れるか早世してしまいます。日本の長寿は長く続かないのでは?

さてと、明日は新緑を期待して山に登りま~す。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170428-00000038-jij-pol

中学教諭6割が過労死ライン=月80時間超相当の残業―授業、部活増加・文科省調査

文部科学省は28日、2016年度の公立小中学校教員の勤務実態調査の速報値を公表した。

 中学教諭の約6割が週60時間以上勤務しており、過労死の目安とされる水準を超過。前回06年度の調査に比べ、教諭や校長ら全職種で勤務時間が増えた。授業時間が増加したほか、中学では土日の部活動の時間が倍増。同省は「学校が教員の長時間勤務に支えられている状況には限界がある」として、中央教育審議会に改善策の検討を諮問する。

 調査は全国の小中各400校を抽出し、16年10~11月のうち7日間の勤務時間を、教諭や校長などの職種別、授業や部活動、会議などの業務別に調査。小学校397校(8951人)、中学399校(1万687人)から回答を得た。

 調査結果によると、教諭の平日1日当たりの平均勤務時間は小学校で前回調査から43分増の11時間15分、中学で32分増の11時間32分だった。小学校では33.5%、中学では57.6%の教諭が週に60時間以上勤務し、20時間以上残業していた。これは厚生労働省が過労死の労災認定の目安としている月80時間超の残業に相当する。

 業務別に見ると、1日当たり「授業」が小学校で27分、中学で15分、「授業準備」も小学校で8分、中学で15分増加。「脱ゆとり教育」の学習指導要領導入により、前回調査時から授業コマ数が増えた影響とみられる。中学では土日の「部活動・クラブ活動」が前回の1時間6分から2時間10分にほぼ倍増した。