5月29日(日)、八鉱嶺(1919.1m)へ

この日は朝から快晴。登山日和となりました。
早朝、梅ヶ島キャンプ場を出発。八鉱嶺の新安部峠登山口まで車を走らせました。
この登山口から(山伏の北東部に位置する)八鉱嶺へ登るコースは最短コースです。日帰り登山には最適です。
登山口の駐車場にはトイレが設置されているので便利です。朝早かったため、私たちの車の他に1台しか駐車されていませんでした。

朝、7時ちょっと前に登山口を出発。
いきなり急登です。この辺りは急斜面が多いようです。
山頂までは(一部なだらかな場所もありますが)急斜面やアップダウンの稜線(尾根道)が続きます。また、砂利の混ざった滑りやすい土質ですから急斜面ではとても滑りやすく注意が必要です。
このコースも大雨が降ると崩れやすい場所やロープが設置されている場所がいくつかありました。
道標があまり設置されていないためちょっと分かりにくい場所が1ヵ所ありました。しかし稜線では、周辺の景色がとても美しく楽しく歩くことができました。
青空の下、新緑の木々の中に薄い赤紫色のヤマツツジやシロヤシオが咲き誇っていました。また、両側の木々の隙間から遠くの山々が見え気分爽快になりました。
途中、富士山がよく見える場所がありました。
このコースはアップダウンが多く決して楽ではないのですが、美しい景色と好天気で足取りは比較的軽かったです。
やっと山頂に到着かなと思うとそこは単なるピークだったりの繰り返しでしたが。。。
山頂に近づいたかなと感じたのは目の前に広々とした明るい斜面が見えたときです。そこから見える西側の山々の景色は素晴らしかったです。
この斜面を登りきり、もう少し頑張って歩くと山頂がありました。午前9時20分に山頂に到着。私たちが一番乗りだったようです。
山頂の展望はよくありませんが、新緑の木々に囲まれた落ち着いた場所でした。北側の林の隙間から南アルプスの山々が少しだけ見えていました。林がなかったら。。美しい南アルプスの景色に圧倒されるはずです。

山頂でスナックを食べ15分休憩をとった後、下山を開始しました。ピストンで戻ります。
下山中は何人もの登山者に出会いました。彼らのほとんどが静岡県内の方々のようでした。
家族連れともすれ違いましたが、飼い犬の小型柴犬♀が先頭を切って登ってきたのです。しかもそのわんちゃんの首にはGPSまで装着されていました。飼い主さんに訊いたところ、このわんちゃんは山登りが得意で道順が分かるため先頭を切って登っていくそうです。しかもリードにつながれていません。たぶん、先にコースを辿った他の登山者の匂いを嗅ぎながら登っているのでしょう。とてもかわいい顔をした小さな柴犬でした。

滑りやすい急斜面に注意しながら。。。再びアップダウンを繰り返し。。。11時半前に登山口に到着しました。
駐車場は満車状態になっていました。
今回は、休憩も入れて約4時間40分の登山を楽しむことができましたぁ。。その後、再び新東名経由で帰りましたが、高速上ではなんと多くの警察車両が長い列を作って走っていました。きっと伊勢志摩での任務を終え戻ってきたのでしょう。何台ものパトカーが走っていたのでみなスピードを守っていたため事故が発生せずに助かりましたぁ。

(登山口の美しい新緑と空→ 急斜面を登る→このピークは迂回→登山道からの眺め→新緑の稜線→登山道からの眺め→新緑の稜線x2→山頂近くの斜面→斜面から見る景色→八鉱嶺山頂→北側の林の向こうに南アルプスが! )
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