シリアの戦闘は益々激しくなっています。米ロの見せかけの停戦合意など何の役にも立ちません。単なる時間稼ぎです。その間にも、テロリスト集団は次々にテロ攻撃を実行しています。また、停戦中にはサウジ、トルコ、アラブ連合軍などが戦略を再考し体制を整え、本格的にシリア侵略作戦を決行するのかもしれません。
反体制派の背後にはアメリカがいますから。。。アメリカの指揮下で攻撃を行ったのでしょうかね??
もしそれが明らかになったら、本格的な戦争ゲームが始まってしまいます。常に犠牲になるのは一般市民や軍関係者です。背後で指揮をしているリーダーたちは常に安全な場所にいます。

http://www.jpost.com/Middle-East/Report-Dozens-of-Russian-generals-in-Syria-killed-after-a-car-bomb-hits-their-military-base-445975
(概要)
2月24日付け

日曜日の午後にシリアのラタキアから15kmのところにあるロシアの重要な軍事基地が2つの反体制派(Ahrar al-ShamとBayan movement)が仕掛けた自動車爆弾によって攻撃されました。
この攻撃で軍事基地内にいた数十人のロシア軍将官らが犠牲になりました。

Ahrar al-Shamの報道局によると、2つの反体制派は、ロシア軍将官らが軍事基地に召集したのを確認後に軍事基地にいた地元の聖戦士らと連携し1台の車を爆破することにしました。
車が爆破された結果、数十人のロシア軍将官らが犠牲になりました。
Ahrar al-Shamは、犯行声明を行うのを水曜日まで延期し、犯行を実行した聖戦士らが無事に彼らの元に戻って来られるようにしました。

自動車爆弾で攻撃を受けたロシアの軍事基地はシリアで最も重要な軍事センターの1つです。

土曜日からシリアの停戦が始まることになっていましたが、犯行声明はその直前に行われました。
ロシアとアメリカは、シリアの停戦合意はISISやアルヌスラ戦線には適用されないと発表していました。しかしロシアの軍事基地がテロ攻撃を受けたことで、ロシアはAhrar al-Sham も停戦合意から排除することを要求するかもしれません。