どうやら。。。アメリカは米ドルを守るためにロシア経済を破壊しようとしていますが、ロシア経済を支えようと中国がロシアを救済しています。ロシアと中国はアメリカのおかげで益々蜜月関係になっているもようです。
アメリカがロシア経済を攻撃すればするほど、ヨーロッパ経済が益々悪化し、アメリカのシェール石油産業がダメージを受けています。
ロシアは中国との通貨スワップで経済危機を乗り越えることができるのかもしれません。同時に、中国はこれまで買いあさった金を武器に、BRICSのリーダー的役割を果たしながら、世界の覇権国家への道を進んでいるのではないでしょうか。
やはり、アメリカの金融専門家が伝えた通り、米ドルが準備通貨としての地位を失った後、中国元が準備通貨として認められることになるのでしょうか。非常に嫌な方向に進んでいます。既にBRICSや環太平洋地域以外の国々では米ドルなしで取引が行われ始めているとのことです。環太平洋地域以外はBRICSが掌握したのでしょうか。そのためにアメリカのエリートらは環太平洋のTPPを妥結させ、せめて環太平洋地域だけでもアメリカの支配下に置こうとしているのでしょうか。
中国では不動産バブルが崩壊したと聴いていますが、中国経済が今でも維持されているのは、姑息な手段でデータをごまかしているのも確かでしょうが。。。このような中国の恐ろしい世界戦略が今のところうまくいっているからでしょうね。
しかも、上海と香港市場の株式相互取引が11月17日から始まっています。個人・機関投資家を問わず、世界の投資家が上海市場に上場する主力株を香港経由で取引することが可能になり、中国本土の投資家の香港株売買も解禁されることになると伝えられています。
中国は益々世界での存在感を強めています。調子に乗り過ぎています。日本にとっては非常にいや~~~な動きです。世界が良くなるには、まずは。。。初めにアメリカと中国のエリートらが潰れなければなりません。しかし彼らは自国経済が崩壊しても海外に逃げることができます。彼らには国と言う概念がないグローバリストです。

これまでのユダヤ金融資本によるオールドワールドオーダーからBRICSのニューワールドオーダーに転換することになるのでしょうか。どちらも非常に迷惑なワールドオーダーなのですが。。。

http://beforeitsnews.com/economy/2014/12/the-world-changes-on-monday-december-29-2014-2686714.html
(転載)
ブルームバーグ:中国は世界で最も財政的に困窮する一部の国に対して最後の貸し手としての役割を強めている。

中国当局者は週末、ロシアが1998年のデフォルト(債務不履行)以来最悪の経済危機を乗り越えるのを支援するため、240億ドル(約2兆8900億円)規模の通貨スワップ協定を拡大することに前向きな姿勢を示唆した。中国はアルゼンチンに対しても10月以降、通貨スワップの一環として23億ドルを供給。外貨準備が債務返済費の2年分にとどまるベネズエラに対しては先月、40億ドルを融資した。

中国の習近平国家主席は海外の資本市場から締め出された国への融資を通じて世界経済への影響力を高め、財政難の国を支援する国際通貨基金(IMF)の地位を切り崩しつつある。IMFは融資との引き換えに経済安定化のための改革を要求する傾向があるが、中国の条件は資源国での権益確保を重視したものだとアナリストらは推測している。

デンマークのグローバル・エボリューションの最高投資責任者、モルテン・ブゲ氏は電話インタビューで一連の支援について、「これらの国は中国の盟友であり同志だ。長期的なエネルギー確保が動機の1つである可能性がある」と指摘した。

ロシア支援では中露の通貨スワップ協定拡大が効果的だろうと、中国の高虎城商務相が発言したと香港のフェニックステレビが報じたのを受け、ルーブルは22日のモスクワ市場で4.9%上昇し、1ドル=55.8ルーブルを付けた。

http://beforeitsnews.com/economy/2014/12/the-world-changes-on-monday-december-29-2014-2686714.html
(概要)
12月26日付け:
中国は、12月29日からロシアのルーブルと中国元の通貨スワップを拡大すると発表しました。
ゼロヘッジが報道した通り、中国とロシアの通貨スワップにより両国は米ドルを使わずに自国通貨で取引がしやすくなります。さらにロシアの企業は中国元の取引条件で予算を計上できるようになります。
 
アメリカが自国のシェール石油(過去5年間、高賃金の雇用を創出し続けてきた)を潰してまでもロシア経済を破壊しようと派手な工作を続ける一方で、ロシアと中国は、中国が保有する大量の金とロシアが貯蔵している大量の一次産品に裏付けられた共同通貨を使用することを宣言する日が来るでしょう。