西アフリカでエボラ感染者を治療していた2人のアメリカ人についての記事をご紹介します。
彼らは現地でエボラに感染してしまいました。現在、両者とも危篤状態です。
アメリカ人医師のDr.ブラントリーは、1人分しかない実験段階の治療薬を、自分ではなくもう1人の感染者に使わせました。
そしてDr.ブラントリーの方は、実験として、元エボラ感染者の血液を自分の身体に輸血しました。
数日以内に、彼らのうちの1人がアメリカに戻され、アトランタでエボラの治療を受けることになりました。
そして。。。新たな情報として。。。あの悪名高いGMOのモンサント社は、エボラの治療薬を開発している会社に多額の投資をするそうです。
現地で献身的に治療に当たっていた2人のアメリカ人の感染者にはぜひ助かってほしいと思います。
しかしエボラ・ウイルスを拡散させ、治療薬やワクチンを開発・販売することで大儲けしようとしている医薬品業界やモンサント社の薄汚い思惑がはっきりと見えてきました。
私の勝手な推測ですが。。。西アフリカに残されることになるのはDr.ブラントリーなのではないでしょうか。なぜなら、もう1人のアメリカ人は実験段階の治療薬を投与されていますから、アメリカでその効果が確認されることになったのではないでしょうか。もしそうなら。。。元感染者の血液を輸血したDr.ブラントリーはそのまま西アフリカに残され、輸血の効果がないと。。。死亡してしまいます。
多くのアフリカ人がエボラに感染し死亡していますが、そのような危険な環境の中に飛び込み命がけで彼らの治療に当たっているチャリティーワーカーの皆さんは本当に無私無欲の天使ですね。そのうちの2人は同じウイルスに感染してしまい危篤状態になってしまいました。
しかし、アトランタの病院にアフリカからアメリカ人の感染者が運び込まれることに強い危機感を覚えているアメリカ人もいるようです。そこからウイルスが拡散されるのではないか。。。と。
エボラは世界的な問題になりつつあります。

http://beforeitsnews.com/survival/2014/07/selfless-american-doctor-infected-with-ebola-asks-that-only-dose-of-serum-be-given-to-colleague-2533328.html
(概要)
7月31日付け:
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(写真 :Dr.ケント・ブラントリー)

キリスト教系の人道支援団体(サマリタン・パース)と共に現地で命がけでエボラ感染者の治療にあたっていたアメリカ人医師、Dr.ケント・ブラントリーもエボラに感染してしまいました。しかし、彼は無私無欲の奉仕者です。
まだ実験段階の治療薬(セラム)がリベリアに到着し、エボラに感染したアメリカ人のチャリティー・ワーカーのナンシー・ライトボルさんに投与されました。現地でエボラに感染したチャリティ‐ワーカーは、Dr.ブラントリーと彼女の2人です。しかし、治療薬のセラムは1人分しかなかったため、Dr.ブラントリーは彼女に投与してあげるようにと支援団体にお願いしました。
エボラに感染したDr.ブラントリーは、助かった若い感染者の血液を他の感染者に輸血するという、オルターナティブ治療法を試みていました。
そしてDr.ブラントリーは、エボラに感染したが彼の治療により助かった14歳の少年の血液を自分の身体に輸血しました。少年と少年の家族は、少年の命を助けてくれたDr.ブラントリーを救いたいと言っています。
Dr.ブラントリーは自分に死が迫っていることを認識したにもかかわらず、到着した治療薬をもう一人のワーカーに使わせたのです。彼は真の英雄です。
彼は24時間前までは自力で動くことができましたが、今は、危篤に陥っています。
エボラ感染者の致死率は90%です。
Dr.ブラントリーは、ウイルスの除染室で感染した可能性があります。しかし彼はエボラの症状が出ると同時に治療方法を模索し始めたため、致死的なエボラ出血熱に打ち勝つチャンスがあるかもしれません。我々は常に彼と彼の家族、そしてエボラと戦っている全ての人々に思いを寄せています。

http://beforeitsnews.com/alternative/2014/07/government-shipping-ebola-victims-to-atlanta-emory-university-ground-zero-pictures-3003952.html
(概要)
7月31日付け:
西アフリカでエボラ感染者の治療に当たっていた2人のアメリカ人チャリティー・ワーカーのうちの1人が数日以内にアメリカに戻され、アトランタ市のエモリー大学病院で治療を受けることになりました。 

いつアメリカに到着するのか、そして、どちらの感染者が帰国するのかは明らかになっていません。 

病院側は、地元に本部がある疾病対策予防センターの支援の下に非常に厳重に隔離された特殊な治療室を用意し、感染者の受け入れ態勢を整えています。 

この患者の治療に当たる病院のスタッフは高度な訓練を受けており、エボラについての知識は十分にあります。
病院側はどちらの感染者が到着するかについては明らかにしていません。しかし西アフリカで治療に当たっていたDr.ブラントリーか、もう1人のチャリティーワーカーのライトボルさんであることは確かです。両者とも危篤状態です。ライトボルさんは現地で、実験段階の治療薬(セラム)を投与されています。一方、Dr.ブラントリーは元感染者の少年から血液を輸血しています。