どちらもNSAについての記事です。どうやら、ヨーロッパ諸国、特にドイツやフランスでは、米諜報機関と情報を共有するのを止めようという話まで出ているようです。NSAはシオニスト・ユダヤ権力の組織ですが、スノードンがNSAのスパイ活動を暴露したことで世界に大きな動きが起きています。
NSAはもはや情報収集がうまくできなくなっているのではないでしょうか。ヨーロッパ諸国から非難の嵐です。
何しろ、米国内だけでなく世界中で通話記録やメールなどを盗み取っていたのですから。アメリカ国内では殆どの人々がNSAによってあらゆる面で情報が監視されているのはわかっていましたが。。。世界中(日本も)の個人情報(国家元首まで)を監視し盗み取っていたのですから、ナチスCIA(もう1つのCIAもあるそうですが、そちらではありません。)と共に世界で最も迷惑な犯罪集団ですね。
http://rt.com/news/nsa-spying-european-intelligence-925/
(概要)
10月29日付け:
NSAはヨーロッパでも情報監視、収集を行っていると、ヨーロッパのメディアや政治家はNSAを非難していますが、米当局者は、ヨーロッパの諜報機関も情報監視、収集を行ってきたと反論しています。
ウォールストリート紙によると、ヨーロッパの諜報機関は、NSAと共に、同盟国の兵士や市民を守るために紛争地帯やその周辺地域の通話を傍受し情報を収集していたとのことです。
今回、ウォールストリート紙が報道した内容は、ヨーロッパで報道されている内容と明らかに異なります。
このように、アメリカと同様にヨーロッパも世界中で情報収集をしていたのでしょうか。
ただ、ヨーロッパの諜報機関の活動は、米NSAが行ったメルケル首相など外国の首脳たちに対するスパイ行為とは異なります。
ウォールストリート紙の今回の記事に対して、フランスやスペイン政府からのコメントは何もありません。
ここ数日間、フランスとスペインの新聞の報道では、スノードンから入手した情報として、NSAはフランスやスペインを含むヨーロッパ諸国で大勢の人々の通話を傍受していたことが分かったと伝えています。
ルモンド紙は、2012年12月から2013年1月にかけて、フランスでは7千万件の通話がNSAによって傍受されていたと伝えており、エルムンド紙は、同時期にスペインで6千万件の通話がNSAによって傍受されていたと伝えています。
しかし米諜報諜機関のジェームス・クラッパー氏は、NSAが7千万件の通話を傍受したことはない、このような情報は不正確であり誤解されていると否定しましたが、その他の説明は一切ありませんでした。
ウォールストリート紙によると、米諜報部員は、オフレコで、ヨーロッパのメディアがNSAのスパイ活動を暴露しているため、NSAは活動しにくくなっていると伝えたそうです。
米諜報部員は、真実を伝えたいが、そうすると同盟国のスパイ活動も暴露しなければならなくなるとも言っています。
米当局者は、ルモンドが報道した内容はスノードンがリークした文書を基にしたものだが、この文書はNSAが提供したものではなく、フランスの諜報機関が提供したものだと伝えています。
しかし米政府は、フランスの諜報機関が傍受した通話記録はフランス国外で行ったものであり、NSAも共有していたとの結論に達しました。エルムンド紙も同様の報道をしていました。
NSAとヨーロッパの諜報機関が情報を共有したことにより、外交的に非常に神経質な問題となっています。もしヨーロッパの人々が、ヨーロッパの諜報機関とNSAが共謀していたことを知ったなら、各国で暴動が起こるでしょう。そして、将来的に、諜報活動におけるアメリカとの協力関係が危ぶまれることになるでしょう。
http://beforeitsnews.com/spies-and-intelligence/2013/10/nsa-chief-makes-amazing-revelation-2445500.html
(概要)
10月29日付け:
WNDの記事から:
火曜日に行われた米議会の委員会での公聴会の合間に、NSA局長のキース・アレクサンダー大将はWNDの記者に驚くべきことを伝えました。彼は、メディアが報道する内容は一切信じてはならない、と伝えたのです。最近、NSAが世界の35か国(同盟国のドイツ、フランス、スペイン、ブラジル、メキシコを含む)でスパイ活動を行ってきたことが暴露され大問題となっているため、アレクサンダー大将は、国家情報会議のジェームズ・クラッパー氏と共に、米議会の公聴会に呼ばれました。
スカコウスキ下院議員は、NSAが同盟国でスパイ活動を行っていたことが明らかになったことで、アメリカと同盟国の関係が実際にぎくしゃくするだろうと懸念しています。
さらに、スカコウスキ下院議員は、NSAにより他国の国家元首が盗聴されていたことをなぜ米議会は知らなかったのかと疑問を投げつけました。さらに、NSAの説明は単なる弁明にしか聞こえないとNSAの態度を批判しました。しかし、今後は変化が起こるだろうとも言っています。
アダム・シフ下院議員は、諜報機関のトップは他国の国家元首を盗聴して情報を得ていたことを米議会の委員会に伝えるべきだったとNSAを批判しました。
さらに、親米国の国家元首を盗聴するとなると、アメリカの信用を失墜させる行為であり、あまりにもリスクが大きい。NSAがそのような行為を勝手にするのではなく、米議会が政策を決定すべきだと言っています。
しかしクラッパー氏は、秘密を保持するために諜報機関が独自に判断して行動していると答えています。NSAは機密情報を米議会と共有することはできなくても、スノードンとは共有したようです。