ヨーロッパは緊縮財政を強行していますから、経済はさらに悪化しています。アメリカも宇宙規模の財政赤字で緊縮財政を決行しなけらばどうにもならなくなっています。
日本では消費税増税がある意味、緊縮財政と同じだと思います。どこの国の政府もみな腐敗・汚職まみれであり、彼等は勝手に国民から税金をむしり取り、財政を無駄に使ってきたのです。そのしわ寄せは必ず国民に押し付けます。自分達は何の責任も取りません。日本は特に役人が無責任です。
今後、以下のような財政削減が行われるとアメリカには貧困者が溢れかえります。道路にはホームレスの人たちがあちこちで倒れているような街並みが想像されます。このような状況に至ったのは、みな世界の支配者の計画の一環なのです。今後も世界の経済はしばらくの間、回復どころか悪化するだけではないでしょうか。
そんな中、一般庶民はどのようにして自分達の生活を守っていけばよいのでしょうか。経済や社会が混乱すると必ず犠牲になるのは一般庶民ですから。特権階級はそのような時でも富を蓄えています。アメリカの不況が悪化すると日本にも影響が出てきます。
日本が参加する計画のTPPが実施されたなら。。。日本はアメリカの不況の後始末をする国となり、アメリカの肩代わりに日本が貧困で苦しむことになるでしょう。必然的に移民も増え社会が混乱するでしょう。日本の失業率も大幅に増えホームレスの人々で公園が埋め尽くされるかもしれません。
TPPの結末は現在のユーロ圏を見れば分かります。大量移民で社会が乱れ、格差が広がり、南欧は破たん状態です。ユーロで儲けたドイツも今や経済や財政が悪化しています。NWOの前身である国境をなくしたユーロ圏は大混乱です。ユーロ圏の国々が連鎖的に崩壊し、もはや国家として機能しなくなっています。これがのTPPの行く末でしょうね。どの流れをどうやって変えていけるでしょうか?
http://www.globalresearch.ca/austerity-usa-begins-march-1st-bipartisan-project-to-impoverish-the-american-people/5324180
(概要)
2月25日付け:

ニューヨークタイムズ紙によると、今後、米連邦政府は以下の財政削減計画を行うとのことです。
・60万人分のフードスタンプの削減。

・大幅な教育予算の削減。
(オバマによると=削減後、何万人もの教師や教育専門家がリストラされ、何万人もの親達の保育園争奪戦が起きることになります。)
・120億ドルの医療保険制度の削減(2014年以降は削減幅が増加)
・失業保険を11%削減(平均132ドル/月)
・州政府への補助金の削減(その結果、州や地方自治体の財政赤字が悪化。州政府は既に緊縮財政で合計3370億ドルを削減した。)
・70万もの仕事が失われ、7万人の子供達が就学前の教育を受けられなくなる。
これらの削減額は2013年分です。今後10年間で毎年1000億ドルの削減を実施していきます。その結果、雇用、医療保険、教育予算、州や地方の補助金が大幅に削減され、政府の社会的プログラムが崩壊します。
政府筋によると、もはやアメリカは緊縮財政政策を遅らせることはできない状況だということを政府は認めています。
両党に責任があるならどちらの党も責任はとれない、などと歪んだ理論を唱えている連邦政府に対する非難の嵐がクライマックスに達しています。現実に民主党も共和党も財産の差し押さえのような緊縮財政計画を作成し、指をならすほど簡単に財政削減を止めることもできるのです。しかし両党は削減を止めようとはしません。彼等は、このような結果をもたらした政治的な責任を問われたくないのです。今後、アメリカ経済は不況の突入したと公式に発表されることになります。
オバマは自分で赤字削減委員会を設置し緊縮財政を促した張本人なのに、アメリカがこのような状態に陥ったのは共和党のせいだと言っています。オバマはアメリカ市民に対し、削減を永遠に先延ばしすることができると訴えることもできるのです。しかし、オバマは共和党が望まない重大な政策を提案しています。
何がオバマの提案する重大な政策なのでしょうか?
ホワイトハウスのウェブサイトによると:
・最高のCPI(消費者物価指数)を達成し、社会保障費を1300億ドル削減
・公務員の退職金を350億ドル削減

・医療保険制度を4000億ドル削減。
オバマは社会保障や医療制度という言葉を出さずにCPIという言葉を使ってはぐらかしています。オバマが3月1日から実施することになっている財政削減計画を延期したとしても、今後10年間で1兆ドルに及ばない、5000億ドルの削減を実施しなければなりません。
しかしオバマの財政削減計画はアメリカを破壊します。オバマは自分の立てた計画が3月1日までに議会の承認を得ないということを知っています。アメリカ人の多くが望んでいることは、財政削減を永遠に棚上げするということです。オバマが棚上げにせず財政削減を実行したならオバマ自身も共和党の共謀者となるのです。
3月1日に財政削減計画が実施されなくとも、財政のデッドラインである3月27日までの3週間は上手く乗り切らなければなりません。専門家によると、3月27日以降に財政削減計画が実施されるのではないかとのことです。両党は共に、政府による社会的プログラムが消滅するほど大胆な財政削減の実施は免れないと考えています。しかし両党とも、メディアを通してお互いに責任のなすり合いをしています。両党とも、社会的なセーフティネットを攻撃する緊縮財政策を要求している大企業のエリート集団に迎合しています。実際には両党が共謀してアメリカ全域の労働者や貧困者を攻撃しているのです。