現在、中国の受験戦争は子供達を精神的に追い込んでいるようです。中国も韓国も日本の子供達がかつて辿ってきた受験戦争という暗い道を辿っています。いや、日本以上に熾烈な受験戦争が起きているようです。
戦後からつい最近までの日本でも多くの学生が受験勉強のプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、学校生活を送ってきたのではないでしょうか。学校の勉強が全て受験のためのカリキュラムになっており、面白くもなんともない勉強を下手な教師に教えられ、それを無理やり勉強しなければならなかったのです。暗記力だけを磨けばよい点数が採れた科目が非常に多かったと思います。その結果、何の思考力も、創造力も、想像力もないロボット人間が大量に生産されたのです。その反動で、とんちんかんなゆとり教育などという発想が生まれました。子供達が面白いと思う勉強を頭の固い役人が決めれるわけがありません。その結果、勉強しない、学校嫌いな子が増えました。苛めもエスカレートして学校に行かない子供も増えました。学校を中退し、二ートになる子も増えました。
また、数年前、マスコミで話題になったお受験戦争!教育ママ・パパが自分の子供を有名私立学校へ行かせるために小さいうちから(子供らしく遊ばせて心と体を育てさせずに)、お受験勉強をさせて、表面的に良い子を演じさせ、親の言いなりにさせて、親の希望する学校へ入学させます。その後、有名大学に行き、卒業後は有名銀行や省庁にでも就職するという、親が敷いたレールを脱線しない電車のように走ってきたのです。日本の受験戦争を考えても、決して正しい教育システムとはいえません。教育内容は子供を洗脳するために準備されました。自分の意志表示ができない子供達ほど、親に敷かれたレールに沿って、ただひたすら、がり勉君を貫いてきたのです。そのような若者達が今や鬱になってしまっています。このように世界的に混乱している中で、お受験勉強をひたすらやってきた優等生達がどれくらいサバイバルできるのでしょうか。それに大学を卒業しても理想の仕事には就けなくなっています。仕事が見つかっただけでも幸いと思います。しかし、特に今、厳しい環境の中でつらい仕事を続けるのは容易ではありません。せっかく入社してもすぐに辞めてしまいます。或いは派遣社員として色々な仕事を渡り歩くようになります。これがお受験勉強をやり続けて有名大学を卒業した暁なのでしょうか。子供達に勉強を押し付けるのは良くありませんね。教育システムや教育の内容から直さないと。。世の中、良くなりませんね。そうしないと若者が皆、鬱になってしまいます。
http://www.businessinsider.com/china-childrens-essay-goes-viral-2012-11
(内容)
11月28日付け:
中国の教育システムは学生にプレッシャーを与えすぎていることで非常に悪名高くなっています。大学の入学試験が超難関で有名です。そのため、高校生は点滴を打ちながら受験勉強をしており世界中をぞーっと驚かせています。

しかし、中国での勉強のプレッシャーはそれ以前から始まっています。ある中国の教師が6学年の生徒が書いたとされるエッセイをウェブサイトに載せました。エッセイを読むとその生徒は勉強のプレッシャーから既にぶち切れた状態にあることがわかります。
以下が英語に翻訳した生徒のエッセイです。(私:それを日本語に訳します。):
「時間が速く過ぎてしまいます。もうじき中間テストのシーズンです。僕は既にテスト勉強をやっていて神経質になっています。僕はもっと勉強をしなければなりません。なぜなら、勉強を一生懸命して復習を十分にやらないと、上の学年に進級できないからです。そうなったら僕の両親にがみがみ怒鳴られます。そして僕は自信を失います。自信を失ったら、勉強を終えることができません。勉強を全部終えることができないと大学へ行って卒業することができません。 大学を卒業できないと、良い仕事が見つかりません。良い仕事が見つからないとお金を稼ぐことができません。お金を稼げないと、税金を払うことができません。税金を払えないと、中国政府は教師に給与を払うことができなくなります。教師が給与をもらえなくなったら、教えることが難しくなります。教師が教えられなくなったら、中国の未来に影響を与えます。すると、中国が進歩的に発展することができません。進歩的に発展できなかったら、中国人は野蛮な人種に墜落していってしまいます。中国人が野蛮な人種に墜落すると、アメリカは中国が大規模な殺人兵器を持っていると疑います。もし中国が大規模な殺人兵器を持ったなら、アメリカは中国と第三次世界大戦を勃発させます。第三次世界大戦が勃発すると、アメリカと中国の力だけでは十分でないでしょう。すると、アメリカと中国は核兵器を使います。両国が核兵器を使うと 、環境を破壊します。環境が破壊されると、大気中に巨大な穴が開き、温暖化が悪化し、両極の氷山が解けます。両極の氷山が解けると、世界中の海面が上昇します。もし世界中の海面が上昇すると、全人類は溺れて死にます。勉強が全人類の生き残りと安全保障に関係していますので、僕は次の数日間、必死になって勉強し、試験で良い点数を取ることにします。そしてこのような悲劇が起きることを防ぎます。」

この生徒のエッセーを投稿した教師は、エッセイが面白いと感じているようですが、他の人々はそうは受け取らないのではないでしょうか。おわり
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追記:以下に今週の青山さんのアンカーをご紹介します。いつもの我が国のかたちさんサイトからです。
無党派層の人々は必見です。
野田豚総理の謀略・・・選挙直前に北朝鮮工作員と共謀して重大発表をしようとしている。選挙で勝つために。
http://ameblo.jp/blogdetox/entry-11415155457.html

また、せと弘幸さんのブログサイトもご紹介します。政教分離、自公連立反対。
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52920602.html