今日は、再び中央道に乗って、山梨県の茅ケ岳(高さ1704m)に登ってきました。
頂上での55分間の昼食と休息時間を入れると往復で5時間半の工程です。とてもきれいな落葉樹の森におおわれた山道です。

最初はなだらかで歩きやすい山道でしたが、1時間くらい歩いたころから、大きな岩が突き出た急斜面や赤土の滑りやすい斜面を登り続け、頂上近くは再び急斜面の岩場をよじ登り、見晴らしが抜群の山頂に到着しました。

茅ケ岳(かやがたけ)は、日本100名山を選んだ有名な登山家の深田久弥氏が1971年にこの山に登っていた時に脳梗塞で亡くなったことで有名です。山の麓には深田記念公園というこじんまりとした公園があり、山道の途中の深田氏が倒れて亡くなった所には小さな記念碑が立てられています。

今日は、2つの台風の合間で天気もよく何人もの登山客が訪れていました。ただ、車を使わないといけない山なので、公共交通を使って行ける山よりは登山客も少なく案外静かでした。

頂上からの眺めは、最高でした。本当に素晴らしい!360度の大パノラマです。頂上からは、富士山、奥多摩の山々、丹沢の山々、南アルプスの山々(甲斐駒、北岳など)、金ケ岳、遠くに槍ヶ岳などが見えており、天気も良かったため、秋の澄んだ青空に白い雲が浮き、山々を飾っていました。山登りとしては決して簡単な山ではありませんが、頂上に登った途端に疲れが吹き飛びました。頂上には結構な数の登山者が休んでいました。
わざわざ行く甲斐がある山です。深田氏に思いを寄せて!

IMG_0822 Okutama mountains
(頂上から見た奥多摩の山々)
Kayagatake
(頂上には多くの登山者が素晴らしい眺めを楽しんでいました。)
IMG_0833 Southern Alps
(頂上から見た南アルプスの山々)