EUは、ギリシャを救う道はもうないでしょうから、あとは、なるべくデフォルトの時期を遅らせ
ようとしてきました。あと1年、いやあと2年、どうにかデフォルトを先延ばしにしたいと、
EUは、なんとか支援を試みましたが。。。。

もうあきらめ感があります。焼石に水。どんなにギリシャ国債を助けても、無理ですから。
ギリシャがデフォルトすれば、ギリシャを支援してきたフランスやドイツの銀行も立ち行か
なくなるでしょう。

ユーロが崩壊すると、今度はアメリカのすべての銀行が店じまいをするだろうと言う人まで
いますから、アメリカも今以上に大混乱となります。

中国も不動産バブルが徐々にはじけています。

韓国もデフォルトまじかで大分焦っています。日韓スワップだけでは足りずに、今度は
中国とのスワップをねだっているようです。

ブラジルでさえ景気は悪化しています。
先進国が倒れれば、新興国にも連鎖します。

もちろん、ユーロ崩壊→ドル崩壊→中国バブル崩壊→ウォン崩壊→日本も経済に大打撃。
これで、”めでたく”世界大恐慌がおこることになります。
日本人もこの日本で大恐慌に備える必要があると思います。覚悟が必要ですね。
家庭菜園でもして、なんとか自分の食糧だけでも確保しましょう。

ただ私は信じています。
世界の経済がダメになり、日本の輸出企業がダメになり、海外から食糧が入らなくなったと
しても、日本だけは、なんとか単独で乗り越える力を持っていると思います。

戦前は、石油を止められると日本は立ち行かなくなりましたが、今では、日本には素晴らしい
アイデアと最先端技術があります。石油が入らなければ日本海側の浅瀬にあるメタンハイド
レードを採掘すれば済むのです。政府が中国・韓国に怖気づいてやらないだけなのです。

みんなが協力して農業を始めれば、食糧危機だって乗り越えられます。日本は肥沃な土地が
たくさんあります。水も豊富です。
日本人はいざという時に、しっかりと苦境にに立ち向かい、再生する常識を持っている民族です。
それは、政府がなんとかするのではなく、個々人が、最善の努力をするのです。

ただ、現在は大バカ政権が日本を統治していますので、日本国民に余計な試練を与えています。
だいたい、こんな時に、100%日本破壊のTPPにわざわざ参加して大恐慌とシンクロしつつ
日本をめちゃくちゃに潰そうとしている経団連や政府、そして円高是正しようとしない小心者の
日銀総裁は、日本にとったら邪魔者なだけなのです。
そうゆう邪魔者さんたちは、きっと世界大恐慌の波に真っ先にさらわれるでしょう。そして二度と
再生できません。