サイコパスは脳の扁桃体がうまく機能していないそうです。偏桃体は脳の奥深くにあります。
この位置は魂がある位置と思うのですが。。。
冷酷なサイコパスの脳は爬虫類の脳と同じなのかもしれませんね。
一定の割合でサイコパスが生まれてくるそうですが、幼児のうちから潜在的サイコパスの特徴があるようです。
他の子どもが遊んでいたおもちゃを奪ってしまう。
他の子どもに暴力的。
動物を虐める。
笑わない、など。
偏桃体とは:
http://www.akira3132.info/limbic_system.html


偏桃体とは神経細胞の集まりで情動反応の処理と短期的記憶において主要な役割を持ち、情動・感情の処理(好悪、快不快を起こす)、直観力、恐怖、記憶形成、痛み、ストレス反応、特に不安や緊張、恐怖反応において重要な役割も担っています。
うつ病発症のメカニズムとして、強い不安や恐怖、緊張が長く続くと扁桃体が過剰に働きストレスホルモンが分泌され長く続く事により神経細胞が萎縮して他の脳神経細胞との情報伝達に影響し“うつ病” 症状が発現すると考えられています。
扁桃体の役割は、海馬からの視覚だったり味覚だったりそういう記憶情報をまとめて、それが快か不快か(好き嫌い)を判断。何かの行動が快不快感情を生んで、その情報を海馬へと送るというように、海馬と扁桃体は常に情報が行き来しています。この行き来に関しては海馬傍回がその中間として働いています。
https://moccosnoon.com/archives/25967.html
サイコパスは「恐怖の表情」を認識できない――その脳の特徴とは
フィクションの世界でも現実世界でも、ある凶悪犯罪の犯人が「サイコパス」だと聞くと、ザラリとした不安な気持ちになることがある。常人の理解を超えた存在だけに、怖いけど気になる。できればリアルには近づきたくない…が、普段の彼らはいたって「普通の人」にみえるようで、にこやかに挨拶をかわす隣人が実はサイコパスで凶悪事件の犯人だった、なんて驚くべきことも実際にあるらしい。
他人を思いやることができない人格障害をサイコパシーと呼び、サイコパスとはその性質を持った人のこと。他者に冷淡で自分の行動をコントロールすることが難しく、時に他人を騙したり操ったりするなど反社会的行動をとり暴力的でもある。
著者はサイコパスの特徴を持つ10代の子どもたちの脳をMRIで調べ、脳の微細な血流を調べていく。そしてわかったのは、「サイコパスの子どもたちは脳の中の〈扁桃体〉がうまく機能していない」という事実だった。その結果、彼らは強い恐怖を覚えている人や苦しんでいる人の表情を「認識」できず、 さらに自分も「恐怖」を感じにくい状態にある。
では、この扁桃体が活発な人はどうなるのだろう…「サイコパスと真逆の人」として著者が次に興味を持ったのは、自らの命を顧みず咄嗟に火事で燃える家に飛び込んでいったり、赤の他人に自らの腎臓を提供するドナーとなったりという「極端な利他行動」をする人々。

『恐怖を知らない人たちへ』
(アビゲイル・マーシュ:著、江戸伸禎:訳/KADOKAWA