イスラエルとNATOによるイランへの攻撃を阻止するためには、中東やその周辺地域が一致団結して、イスラエルに抵抗し、イスラエルの弱体化を狙うしかないですね。今年が正念場です。
そこで、どうやら、エジプトとトルコが動き出しました。
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4月22日に、エジプトのエネルギー企業(複数)が、イスラエルへの天然ガス供給を打ち切りました。イスラエルの天然ガスの40%をエジプトから輸入しているイスラエルとしては、深刻な状況になることは免れません。イスラエルの財務相は、エジプトとイスラエル間の平和協定に暗雲が立ち込めることになるだろうと言ってます。
また、ヨーロッパでは、トルコ政府が、5月20日、21日にシカゴで行われる重要なNATOサミットにイスラエルが参加することを断固阻止すると発表しています。
イスラエルは、2010年5月31日に、ガザの自由化を訴えるガザ・フリーダム船隊を襲撃し、多くのトルコ人を殺害しましたが、そのことへの謝罪がない限り、トルコはイスラエルのNATOサミットの参加を阻止すると声明を出しています。当時、トルコ人たちは、国際海域である地中海にガザ民主化のための人道支援の船を出したのですが、イスラエルは非合法に攻撃をし、乗船していた多くのトルコ人を殺害しました。